2018年9月18日火曜日

20180910 ロボコン勉強会 発表資料

Summary

2018/09/10 に大学ロボコンの有志により開催された勉強会にて発表と展示させていただきました。クローズドなセミナーですが,有効な情報があるかと思いますので,参考資料として公開させていただきます。テクニック等のご質問も遠慮なくご連絡ください。



入手方法

Google Driveのリンクからダウンロードお願いします。

セミナー資料(pdfファイル)


使い方

資料の内容,セミナーのお問い合わせはコメント,ホームページのContact,次のメールなどでお問い合わせください。
contact@mii-system.com

ワンポイント

STM32-Nucleo(F303K8)を2台使い,マスタースレーブシステムの作り方を発表しました。初学から複数CPUをリンクさせる事は難しいかと思いますが,基礎的な話から記載しましたので試してみましょう。無料サンプルソース,開発用ボードもありますのでお問い合わせください。

2018年9月12日水曜日

STM32マイコン体験セミナー 発表資料

Summary

2018/09/07 品川にて開催されました,STM32マイコン体験セミナーにて発表させていただいた資料を公開します。内容を思い出すためやリファレンスとしてお使いください。テクニック等のご質問も遠慮なくご連絡ください。



入手方法

Google Driveのリンクからダウンロードお願いします。

セミナー資料(pdfファイル)
STMフォローセミナー パンフレット
IoT時代のものづくりセミナー パンフレット


使い方

資料の内容,セミナーのお問い合わせはコメント,ホームページのContact,次のメールなどでお問い合わせください。
contact@mii-system.com

ワンポイント

STMでの使用例とテクニックを発表しましたので,初期設定から作ってみることで理解度が深まります。試してハマって理解して成長につなげましょう。

2018年9月6日木曜日

STM32 日本語情報

Summary

Nuculeo基板が人気なSTM32,CubeMXやMDKを使い効率的な開発が人気のひとつですが,謎の動きや思ったとおりに行かない事もしばしば...そんな時に頼りになるのが公式のデータシートですが,分量は多いものの英語版ばかり,フォーラムやネット情報も英語ばかりで,ハマっている時にさらに困った感じになる経験ありませんか?
そんな方に,日本語情報の入手方法をご紹介します。


入手方法

STM DatasheetのHP
https://www.stmcu.jp/design/document/datasheet/

ST 技術ノート(日本語)
https://www.stmcu.jp/design/document/technical_note/


ワンポイント

少ないながらもBlog等にSTM32の使用例を公開いただいている方もいますが,残念ながらArduino / Raspberry Pi とは比べるもない情報量で,欲しい情報にはなかなかたどり着けないのが現状です。
知らない方も多いと思いますが,STは、毎月15日にSTM32マイコンのニュースレターを発行しており,その中に日本語ハードウエアマニュアルが公開されています。下記にリンクを置いておきますので,是非登録のうえ,快適なSTMライフを楽しんでください。
まとめて登録してほしいなど,当社からST様への取次やフォロー,セミナーもご支援可能ですので,遠慮なくお問い合わせください。

STM32マイコン マンスリー・アップデート
https://www.stmcu.jp/monthly-update/

2018年9月4日火曜日

Nucleo基板からST-Link/V2-1を作る

Summary

STM32のデバッグにとても便利なST-Linkの話。Nucleo基板が楽にデバッグできるのは,制御CPUと別にST-Link用のCPUが載っているためです。CPU単体で使う場合は別途ST-Linkを用意する必要がありますが,Nucleo基板を改造する事で安価に入手,活用できるので方法をメモします。

入手方法

RS Components
Amazon

RSは本家のST-Link V2です,高いほどでもありませんがAmazonなどで互換品が安価に出回っていて十分使えます。ST-Link V2の場合,USBのリンクスピードが1.8Mbpsで少し遅く,Nucleo基板に付いている ST-Link/V2-1 は4Mbpsなので快適になります。

Nucleo基板から作る場合



まず犠牲となるNucleo64を入手しましょう。基板割ってしまうと,実質書込できなくなりますので後悔しない基板を使いましょう。
配線はJP1の写真を見て左側が+3.3V,CN4の2-4がそれぞれ,SWCLK / GND /SWDIOになります。簡単すぎるからなのかネット探しても割り基板からST-Linkを作る配線の話が見つからず,少し悩みましたのでご参考になればいいかな。ハーネスは自作になりますが使いやすいハーネスやコネクタを選びましょう。

ワンポイント


私の場合,ケースは3Dプリンタで作成しました。フリスクケースに入れるなど,いろいろ楽しんでいる事例がありますので参考にすると良いでしょう。私は高さを抑えるために2.54ピッチの所に2.00のPHコネクタを付けました,足を広げますがUSBコネクタと同じ高さでスッキリしますので,ご参考に。



安価だけど,謎が多いSTM基板,STM32F103C8T6 につないで書込,デバッグ,問題なくできました。壊れると困るのでいくつか作っておくと良いですね。



2018年9月3日月曜日

STM32-Nucleo

Summary

当社教材でも使用しております、おすすめのマイコンボードである、STM32-Nucleoを紹介します。Nucleo-64と呼ばれる64pinタイプとNucleo-32と呼ばれる32pinタイプがあり,それぞれArduino UNO / Arduino Nano とピン互換性を持ちます。


入手方法


秋月電子
RS Components

いろいろなネット通販にて購入できます,RSの方が安い場合が多いです。
たくさん種類がありますが,当社では F042 をメインに使用しています。小型で機器組込も容易で性能とコストのバランスが良く,チップを秋月電子にて購入できるので量産へ移行する場合も安心です。年末年始や夏休みなど,試してみたい人が多い時期は入手困難になる場合がありますので,大量に使用する場合は早めに行動するのもポイントです。


使い方

開発環境を構築する必要がありますので,プログラミングがある程度できる方でないと難しい部分があります。ネットに構築方法がたくさんありますので参考にしましょう。
参考リンク:mbedではじめよう

当社のおすすめ環境は CubeMX → MDK-ARM  → ST-Link→ STM Studio を使い,コンパイル~デバッグまで行います。標準の無料環境にてステップ実行やリアルタイムモニタが行えるので困る部分は少ないでしょう。使い方は別の記事にてまた紹介します。

Arduinoに比べて環境構築が難しく感じ,挫折する機会が多いようで,当社ではフォローセミナーにより,基礎~開発スキルまでサポートしておりますので,短時間で確実にスキルを高めたい企業様,学校様などはお問い合わせください。

ワンポイント

Nucleo32は設定用のショートジャンパ(SB1-18)がたくさんあります。ユーザーズマニュアル(UM1956)に説明と回路図がありますが,読みづらく複雑です。
ポイントとしてデフォルトでは SB16/SB18 がショートされており,PB6/PA6,PB7/PA5がショート状態で自由に使えません。Arduino NanoとI2C機器の互換性を持たせる為のようですが説明が少なく,何故かソフトが動かないとハマりやすい所です。開封したらすぐに,写真の赤枠あたりのチップ抵抗を外すことをおすすめします。小さい部品なので注意して行いましょう。