2019年5月24日金曜日

エンタープライズIoTLT Vol15 発表資料

Summary

2019/05/09  エンタープライズIoTLT Vol15 に登壇させていただきました。資料を公開していますのでリンクより確認ください。自主的な勉強会ながら150人を超える参加があり,多くの意見がいただけました。



入手方法

セミナー資料のリンク
https://www.slideshare.net/ShigekiInatama/20190509-iotltr


使い方

資料の内容,セミナーのお問い合わせはコメント,ホームページのContact,次のメールなどでお問い合わせください。



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三重県 IoT 推進ラボ ・総会 資料

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2019/02/15 三重県 IoT 推進ラボ ・総会 に展示・登壇させていただきました。資料が県のHPに公開されていますので,リンクを追加します。その後も県のIoT推進活動を続けておりますので,機会ありましたらお声がけください。



入手方法
セミナー資料のリンク
http://www.pref.mie.lg.jp/common/content/000819121.pdf

使い方
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2018年11月27日火曜日

STM32マイコン体験セミナー(2018/11/26) 発表資料

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2018/11/26 品川開催,STM32マイコン体験セミナーにて発表させていただいた資料を公開します。内容を思い出すためやリファレンスとしてお使いください。展示品の質問やSTM以外の回路設計や作成,3D CADなどのご質問も遠慮なくご相談ください。



入手方法

Google Driveのリンクからダウンロードお願いします。

セミナー資料(pdfファイル)
STMフォローセミナー パンフレット
IoT時代のものづくりセミナー パンフレット


使い方

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ワンポイント

STMでの使用例とテクニックを発表しましたので,初期設定から作ってみることで理解度が深まります。試してハマって理解して成長につなげましょう。自力でやるも良し,一緒に良いモノを作るも良し,ものづくりを楽しみましょう。

2018年11月23日金曜日

STM32 CubeMX (3) プロジェクトを作る

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STM32-Nucleo の開発ツールである,CubeMXの3回目記事です。操作とやることはそれほど多く無いのですが,昔はマニュアルとにらめっこして何日もかかった作業が,クリックだけで間違い無く設定できます。使いこなして開発を楽しみましょう。


作るもの

PA0(Nucleo-A0)にボリュームを接続し,ボリュームにより基板上のLEDの明るさを変えるプロジェクトを作ってみます。PA0をAD変換し,PB3につながったLEDをPWMにより明るさを変更するだけになります。これだけでも実際に自分で動かすと感動できますよ。

使い方

PB3をクリックしTIM2-CH2を選択します。左側の設定では PWM Generation CH2 を選択します。これは PB3をTIM2-CH2に割り当てて,TIM2の中でPWM CH2の出力に割り当てますよとの宣言になります。知らない人も多いですがタイマーはたくさんのモードと機能があるので,ちゃんと動作モードを指定する必要があり,少し面倒なところです。
PA0は ADC-IN0 を選択すれば細かい設定はここではありません。

タイマーの説明ばかりですが,赤丸の部分を変更します。プリスケーラ=48とはクロックを48分周する設定で,48MHzのCPUクロックを48分周し,1MHz = 1 [us] を作ります。カウンターピリオド = 1000 で 1 [ms] の設定とし,このタイマーは 1 [us] ごとにカウントし,1 [ms] にてゼロに戻るという設定になります。
下のPulse (Value) にてPWMの変化タイミングを指定,プログラム中もこのレジスタを変更することで PWMの幅を変え,擬似的なアナログ出力を行います。
設定値から "-1" しているのは,CPUが0~カウントするためで,お約束として覚えておくと良いでしょう。

 AD変換は変更する部分は少ないですが,Sampling Time は初期値が最速になっているので,安定性のため一番遅い設定をおすすめします。

設定が終わったのでプロジェクトを作成します。プロジェクト名称とツールチェインを選択します。ツールチェインは使用する開発ツールに合わせる必要がありますが,使えるモノが一通り揃っているのと,後で変更できますので安心してください。


プロジェクト生成のコツとして,コード生成のルールを設定できます。初期値では大量のファイルがコピーされバックアップも大きくなるので,上記設定を使っています。ご参考にしてください。

ここまでで起動~ペリフェラルの初期設定~ループまでのコードが自動生成されます。そのままコンパイルして書き込んでも動作しますので,ペリフェラルや回路のデバッグ程度はソフト作れなくてもある程度できますね。時代の進化って感じです。

ワンポイント

プログラムの時にポート割付や設定を変えることも出来ますが,プロジェクトファイルを開いたまま作業すると,設定やコードが消えたり混乱するので,バックアップを取り,ツールは一つだけ立ち上げて作業するクセを付けましょう。

STM32 CubeMX (2) おおまかな使い方

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STM32-Nucleo の開発ツールである,CubeMXの2回目記事です。インストールに苦労された方もいると思いますが,今回は使い方としておおまかな流れを紹介します。慣れれば操作は簡単ですが何を作りたいのかしっかりイメージを持って臨まないと,よく分からない設定のままソフトを作ることになりますのでCPUのリソース設計を先にしっかり行ってください。


使い方

基本的な操作は以下の順になります。
1.右側のピンをクリックし,どのペリフェラルに割り当てるのかを決定します。
2.左側のペリフェラル設定によりピンの詳細を決定しますが,TMRくらいかな。

詳細はコンフィグレーションタブにより行います。設定したつもりの無いデバイスが表示されますが,とりあえずデフォルトでも大丈夫です。

設定が完了したら,Menu - Project - Generate Code に進み,プロジェクト名とToolchaine / IDE を選択します。これはコンパイラ,デバッガのことで各社の統合環境向けのプロジェクトファイルを作成してくれます。


ワンポイント

STM32はポート設定の自由度が高いですが,タイマーなど重なる部分があるので試行錯誤してみましょう。無理な設定はCubeMXで選択できないので,コンパイルが通っても動作しないというハマりが減るので,とても良いツールです。クセが強いところもあるので諦めずにいろいろ試してみましょう。

STM32 CubeMX (1) インストール~起動まで

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STM32-Nucleo の開発にとても便利なツールであるCubeMXの紹介です。組込が難しい理由にOSを使わない場合が多く,初期設定からスタートアップ,割込タイミング,通信の設定など,プログラムを動かすまでにやることが多いし,難しいし...と,プログラムを勉強したい方にはとても高いハードルでした。しかも動かす前の作業のため動かない場合,理由を表示してくれるわけもなく,調査も難しく経験が必要なため,経験を積む前に挫折する方が多く,組込は難しいし…と技術者が増えない要因のひとつでありました。
これらの課題を解決するツールのひとつがCubeMXになります。グラフィカルにデバイスを選び,設定を選ぶと,自動でプログラムを作ってくれます。STM開発には欠かせないツールですので,使い方をマスターしましょう。


入手方法

下記,STのHPから入手します。ダウンロード~インストールと進みます。
さらにCPUのデータがダウンロードされますので,高速ネットのある場所で行いましょう。インストール先のフォルダにはルートから日本語が無いフォルダにします。
また2018/11月時点でV5.00となっておりますが,当記事はV4.25.0になりますので変更点がありましたら注意ください。

STM32CubeMX


使い方

起動するとプロジェクト作成画面となりますので,New Projectを選択。思わずアップデートが始まったりするので,外出前に一度起動しておきましょう。

 CPU選択画面となりますが,さすがのSTとして大量に出てきて混乱します。まずはNucleoにて使うと思いますので,Board SelecterタブやCPU Typeの選択で絞り込みましょう。私のよく使うF042の場合,Type = Nucleo32,MCU = F0 を選択すると2種類まで絞り込めました。

無事起動できました。ここからピン設定,ペリフェラル設定をに進みます。このあたりは次の記事に掲載予定です。


ワンポイント

起動するだけで大量の情報がでてきますが,焦らず対応しましょう。突然のダウンロードが多いため,新しいプロジェクトを始める場合,ネット環境の整った場所で作業しましょう。

2018年9月18日火曜日

20180910 ロボコン勉強会 発表資料

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2018/09/10 に大学ロボコンの有志により開催された勉強会にて発表と展示させていただきました。クローズドなセミナーですが,有効な情報があるかと思いますので,参考資料として公開させていただきます。テクニック等のご質問も遠慮なくご連絡ください。



入手方法

Google Driveのリンクからダウンロードお願いします。

セミナー資料(pdfファイル)


使い方

資料の内容,セミナーのお問い合わせはコメント,ホームページのContact,次のメールなどでお問い合わせください。
contact@mii-system.com

ワンポイント

STM32-Nucleo(F303K8)を2台使い,マスタースレーブシステムの作り方を発表しました。初学から複数CPUをリンクさせる事は難しいかと思いますが,基礎的な話から記載しましたので試してみましょう。無料サンプルソース,開発用ボードもありますのでお問い合わせください。